エレキギター 弦高調整
今回は、弦高調整に関して
まず測定方法ですが、一般的に12F上で計測することが多いかと思います。
こんな感じかと思います。
写真で計測するとおおよそですが、6弦12F上で2.5mm強、1弦12F上で2mm弱くらいでしょうか。
ちなみにFender Gibson等での工場出荷時は調べると下記のようでした。
FENDER USA ギター:1弦から6弦 17F上で1.58mm
Gibson USA ギター:1弦側1.5~1.7mm、6弦側2.0~2.2mm
目安となるようですが、弦高が高い/低いでは、なにが違うのでしょうか。
弦高が高いと弦の張力が増すことからサウンドがブライトになり、張りとコシのある音が増強されます。
ただ、高い分反発が強いことから、押弦に要求される指の圧力もそれに応じて強くなります。
逆に弦高が低いと弦の張力低下することによって音ヌケが得られないなどと言われます。
また、ビビリ等も問題になってきますね。
調整方法は以下になります。
ストラトキャスタータイプはブリッジ部の駒にあるイモネジを回して調節します。
レスポールタイプはブリッジ部のサムナットという円盤の物を回して上げ下げし調節します。
2点支持のトレモロユニット(フロイドローズなど)の場合は、1弦側と6弦側の2本の太いネジを回して調節します。
決まった数値はなく好みによるものが強い部分となるかもしれませんが、
メンテナンス時などに一度計測し引きやすい高さへ調節されてはいかがでしょうか。
合わせてネックの反り具合なども確認が必要になります。